AH21は生まれながらに保有する善玉菌を増やす、理想的な
機能性食品であり、予防医学食品と考えます
TOP AH21の指針 腸の大切さを考える AH21研究結果 AH21とは お問い合わせ


 「便秘は万病のもと」といわれるように便秘が病気発生の原因となったり、病状をますます悪化させることは良く知られています。便秘は大腸が詰まることで、数種の形態があります。大腸の病気によって起こる症候性便秘、食生活や過度のストレスから起こる一過性の便秘、腸機能が低下したことにより起こる常習性便秘そして蠕動運動が強すぎるため起こるけいれん性便秘があります。さらに便秘になると痔になり易くなります。便が大腸内に停滞する時間が長くなればなるほど、それだけ水分が大腸に吸収されて便が硬くなり、排便のときに強くいきむからです。痔は痛みが強く、排便時に出血するのでトイレに行くのを我慢し、さらに便秘の症状をひどくする悪循環に陥ります。便秘のとき、腸内は蠕動運動も少なく、腸内細菌のバランスが崩れた状態になります。先にもお話したように、私たちの腸内には100兆個の善玉菌や悪玉菌がバランス良く棲んでおり、それらの働きが私たちの健康や免疫機能を援護しているのですが、その腸内細菌のバランスが壊れ悪玉菌が増加すると、免疫機能の低下や腸内のタンパク質を腐敗させ有毒物質を作り、老化を早めたり、がん発生に影響を及ぼしたり、単に便秘だけでなくさまざまな病気を誘発する原因となります。
 では、便秘解消するにはどうしたら良いのでしょうか。安易に下剤などで強制的に排便を促すことはこれまた腸壁を傷つけたり、腸内の細菌叢バランスを更に崩す結果となります。そこで便秘改善と同時に便秘で弱った腸内環境を速やかに回復させるために、人工的に良好な腸内環境をもった設備の中で特殊な共棲タンク培養法を開発し、好酸性乳酸菌アシドフィルス菌やビフィズス菌をはじめとする善玉菌に酵母菌、酢酸菌を加え、掛け合わせ作業を行い、乳酸菌などが増殖していく過程で放出した代謝産物を経口にて速やかに腸内に戻すことで、善玉菌優位の腸内環境に改善すると同時に、弱っている免疫機能回復や生理活性に必要なビタミン類、タンパク質、アミノ酸などをバランス良く吸収できるバイオジェニックス作用を持った活性乳酸菌発酵産生エキス・AH21 を開発し、商品化しました。
結  果







マウスによる便秘改善効果を2週間にわたりコントロール群と比較検討した結果(その1)、平均25%(日)の糞量の増加を確認しました。
また強制的に便秘状態を作り出すためにロペラミドを投与し比較検討したところ、コントロール群では糞量が77.2%と低下したのに対し、AH21では100.8%とほとんど糞量に変化は無く、安定した排便が確認できました。(その2)
(その1)AH21による便秘改善の評価

5週令のWisterラット、雄及び雌各1群5匹を代謝ケージで飼育した。ラットは、購入後2週間の予備飼育後、実験を開始した。飼育室は明暗サイクル12時間(明期7:00〜19:00)、室温24±1%の条件下に設定した。被験物質は凍結乾燥粉末及び液状物質(国際バイオジェニックス研究所より提供)である。液状被験物質は1M炭酸水素ナトリウム水溶液にてpH6.8〜6.9に調整し、原液及び脱イオン水にて2倍、及び4倍希釈したものを1ml/匹になるように飲料水に加え自由摂取させた。粉末状被験物質は1日当り500、250、及び125ml/匹になるように餌に混合し自由摂取させた。コントロール群は飼料及び飲料水を自由摂取させた。
ラットを上記条件にて1週間飼育後、ストレス負荷前にエーテル麻酔下にて眼底静脈叢より採血し、ヘパリン加血液を得た。次に、ラットを金網に固定し、35±1℃の恒温水槽から鼻先が水面上に出るようにして1時間固定した。水浸拘束終了後、0、30、60、及び90分後にエーテル麻酔下にて眼底静脈叢より採血を行い、ヘパリン加血液を得た。実験終了時に解剖を行い、胃を摘出して肉眼的観察を行った。

排便回数(拡大してご覧ください)


糞量(拡大してご覧ください)

(その2)ロペラミド投与後の糞量(便秘状態における改善)


安全性に関する検討 / ストレスによる抑制 / 白血病細胞について / コレステロール抑制 / 血糖値降下 /
血圧改善 / 血液流動性改善 / ウェルシュ菌抑制 / 腸内細菌の発育 / 便秘改善について / 研究まとめ
Copyrights(C) 2007 INTERNATIONAL BIOGENICS RESEARCH INSTITUTE JAPAN all rights riserved.