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私たちが常に快適な毎日を送るためには、‘健康’が何よりも大切である。
疾病をさけ健康保持・増進を図るには、人体の各機能がもっとも単純なレベルの化学的な、そしてもっとも高度なレベルの個体においても正常に働くことが重要である。では正常な機能のバランスをとり、さらに高めるものは何であろうか？
私たちの身体は、毎日食べるものによって成り立っている。この食物は口から入り、胃や腸で消化・吸収され、各栄養分が血液にのって身体のすみずみまで運ばれ、末端極小細胞にいたり、健康な個体を構成している。
このため、バランスのとれた良い食事と共に、この運搬約としての血液の『質』が大切になってくる。
この血液の『質』を高めるものに、血液のエキスともいう白血球（顆粒球、非顆粒球）がある。
つまり、細菌や異物などを食作用で取り除き、傷などの修復・組織細胞の再生・賦活を行い、生体の恒常生維持をより強くすべく、頑張っているのが白血球（顆粒球・非顆粒球）である。非顆粒球はリンパ球と単球とからなっている。
消化器官系に分布するリンパ球のうちの多くは、小腸のパイエル板に集積されている。リンパ球は腸を守り、ひいては体全体を守っているのである。また、リンパ球の賦活な健康的な腸は蠕動運動も活発に行われていて、この運動は副交感神経によって運営され、統括されている。
昔から血液は腸で作れていると言われているが、これは血液のもととも言えるものだが、腸に棲む微生物によって完全に仕上げられていることに由来している。
結局リンパ球が安定して働けるような環境を作ることで全ての病気を防ぐことができるのだ。
よって、腸内環境の整備が何よりも大切なのである。 |
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